110号室。 そこは誰もいない筈の部屋である。 しかし、そこには白髪(はくはつ)の青年がいた。 私も驚きを隠せないが、彼はもっと驚いているようだった。 「…誰だ、キミは」 「……あーあ、ここに来てイキナリ見つかるなんて。やれやれだなぁって感じ」 彼はた…
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